マントラをサンスクリット語で唱えて認知症予防

般若心経といえば、「色即是空 空即是色」が
よく知られている一節ですね。

そして、様々な訳や解説などもありますが、
実は、一番最後の

掲諦 掲諦 波羅掲諦 
ぎゃーてい ぎゃーてい はーらーぎゃーてい

波羅僧掲諦 菩提娑婆訶
はらそうぎゃーてい ぼーじーそわかー

という部分が、般若心経の一番重要なテーマなのだそうです。

この句のことを、
サンスクリット語の原文でははっきり「マントラ」と言っており、

さらに、心経の心とは、真髄というような意味ではなくて、
般若経や密教系のお経との比較から、

心(フリダヤ)=心咒=マントラ

という意味で使われた単語だと
いうことがわかっているそうです。

つまり、前半9割くらいは、
このマントラを紹介するためのイントロダクションと
マントラの効能書きで、最後の部分がメイン、
というのが、般若心経の構成なんだそうです。

そして、このマントラをサンスクリット語で唱えると
脳灰白質が増加するという研究結果がありますので
認知症予防のためにサンスクリット語で
暗誦するのも良いかもしれませんね。

サンスクリット語では下記のようになります。

गते गते पारागते पारसंगते बोधि स्वाहा
gate gate pārāgate pārasaṃgate bodhi svāhā

ガテー ガテー パーラガテー
パーラサムガテー ボーディヒ スヴァーハー

下記の動画がとても綺麗な発音でお勧めです。
般若心経 Heart Sutra (サンスクリット/梵語/Sanskrit)ヴェーダの音階で聞く

※ 5:21~がわかりやすいです。

参考サイト
http://vedacenter.jugem.jp/?eid=1105022

花音の場合は、マントラ以外の部分も
唱えていてとても心地良さを感じるので、
まずは全体を1回唱えてから、
マントラをひたすらサンスクリット語で唱えています。

以下、ニューズウィーク日本版より引用

【医学】サンスクリット語でマントラを暗唱すると、脳灰白質が増加することが明らかに

■サンスクリット語の翻訳で気づいた認知力のシフト

古代のインドで使われていた言語「サンスクリット語」でマントラ(日本語では真言とも言われ、神秘的な力を持つとされる語句)を記憶して暗誦すると、脳の灰白質が増加する――そんな調査結果がこのほど明らかになった。

調査を行ったのは、スペインのバスク認知脳言語センターで博士課程修了後の研究を行なっている、ジェームズ・ハーツェル博士が率いるチームだ。ハーツェル博士はもともと、サンスクリット語から英語への翻訳者として活躍していた。

しかし、サンスクリット語から英語に翻訳する際に脳の認知力が「深くシフト」することに気づいた。
他の翻訳者たちも同じ感覚を抱いていたという。そこから好奇心が高じ、この言語をもっと研究したいと思ったのが、サンスクリット語と脳の関係について研究するきっかけだったという。

米国の科学誌サイエンティフィック・アメリカンのブログにハーツェル博士本人が書いた記事によると、実験はサンスクリット語のマントラを子供の頃から記憶し、暗誦し続けている伝統的古典学者の男性をインドのデリーで複数人集めて行われた。

インドの国立脳科学研究所にてMRIを使い、古典学者と、古典学者と同じ属性(性別、年齢、利き手など)の参加者を集めたコントロール・グループの脳の構造について比較した。

■古典学者の脳灰白質は増加していた

結果は明白だった。コントロール・グループと比べ、サンスクリット語の古典学者たちの脳は、左右どちらも全体的に灰白質が10%大きく、大脳皮質もかなり厚くなっていた。

また、長期的・短期的な記憶を司る海馬のうち右側の海馬も、コントロール・グループと比べて古典学者たちの灰白質は大きくなっており、海馬の75%を占めていた。
ハーツェル博士はサイエンティフィック・アメリカンのブログで、右側の海馬は特に音や空間、視覚などの「パターン」を司ると説明している。

オーストラリア公共放送SBSによると、ハーツェル博士は「海馬がこれほど拡大した様子を示す研究はこれまでに見たことがない」として、今回の研究で得られたデータが、脳内で記憶がどう作用するかを理解するのに役立つ、と述べている。

■アルツハイマーなどの病気に効果も?

こうしたサンスクリット語による脳への影響を、ハーツェル博士は「サンスクリット効果」と呼んでいる。
しかしSBSに対し博士は、こうした効果が、大量の文章を記憶することからのものなのか、サンスクリット語特有のものなのかは不明だとしている。

ハーツェル博士によると、サンスクリット語はマントラや音そのものがヒンディ語、英語、チベット語、パーリ語など他の言語とは異なる効果を持っていると昔から言われているようだ。

同じくサンスクリット語の脳への影響を研究したことがある、全インド医科大学のラマ・ジャヤスンダラ教授はSBSに対し、サンスクリット語は「非常に科学的な手法で開発された言語だ。
サンスクリット語では音が最も大切な部分であり、そのため発音は非常に重要で、イントネーション、トーン、ストレス、リズムは音の科学とも言える」と説明している。

「サンスクリット効果」によって、たとえばサンスクリット語の古典学者はアルツハイマー病など記憶の病気になりにくくなるのか、という疑問についてハーツェル博士は、「今の時点ではわからない」とサイエンティフィック・アメリカンのブログに書いている。
今回の調査はまだ始まりの段階に過ぎず、さらなる研究のために現在資金集めを行なっているところだということだ。

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